てんにんか (天人花)



●東南アジアのマレーシアやフィリピンに分布しています。湿った森の中や沼地の縁に生え、3メートル以上になります。葉は長楕円形で、裏面は白い毛で被われます。5月から6月ごろ、芳香のある淡紅色から紫色の花を咲かせます。花は数日で退色してしまいます。花後に黒紫色の果実となり、7月から8月ごろに熟して生食できます。
●フトモモ科テンニンカ属の常緑低木で、学名は Rhodomyrtustomentosa。英名は Rose myrtle, Downy myrtle。
ギンバイカ: | 銀梅花 |
コリンビア: | スポッティドガム |
ダーウィニア: | ダーウィニア・ファスキクラリス |
テンニンカ: | 天人花 |
トリスタニオプシス: | トリスタニオプシス・ラウリナ |
ネズモドキ: | 御柳梅 |
バンジロウ: | 照り葉蕃石榴 |
テンニンカ
(Rhodomyrtus tomentosa から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/16 03:21 UTC 版)
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テンニンカ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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テンニンカ
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分類(APG IV) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Rhodomyrtus tomentosa (Aiton) Hassk. |
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和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
テンニンカ(天人花) |
テンニンカ(天人花、学名:Rhodomyrtus tomentosa)はフトモモ科の常緑低木。東南アジアの熱帯・亜熱帯地方原産。日本では花を観賞するために温室内で栽培される。
特徴
春から夏に芳香のある径3cmほどの桃色から紫色の花が咲く。果実は黒紫色に熟し食べられる。世界の熱帯・亜熱帯で広く野生化し(日本では沖縄県など)、外来種として問題になっているところもある。
なお近縁のギンバイカ(銀梅花、ミルテ)のことを天人花と呼ぶこともあるが、ギンバイカは地中海地方原産で、花は白く、耐寒性がある。
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