Quizás
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 05:58 UTC 版)
「エンリケ・イグレシアス」の記事における「Quizás」の解説
2002年、母語のスペイン語で4枚目のアルバム『Quizás』(“たぶん”の意 邦題:『キザス』。スペイン語ではキサス)をリリースし、再びプラチナ・ディスクとなった。以前のスペイン語アルバムに比べて洗練されており、アルバム・タイトルにもなった『Quizás』は、イグレシアスと有名人の父とのぎこちない関係を描写した曲である。アルバム・リリース前のツアーでもこの曲を歌っていた。 アルバムは発売と同時にビルボード・チャートの12位に入り、1週間で100万枚の売り上げになり、スペイン語のアルバムでは過去5年間で最も早い売り上げスピードとなった。イグレシアスはアルバム『Quizá』で最優秀ポップ・ボーカルとしてラテン・グラミー賞を受賞した。シングルカットされた2枚ともがラテン・チャートの1位となった。チャート1位のシングルが合計16枚になったことで、イグレシアスはラテン・チャートで最も多くNo.1ヒット・シングルを持つ歌手となった。16枚目のNo.1シングル『Para Que la Vida』は、スペイン語の歌で初めてアメリカ合衆国のラジオ局における100万回放送を記録した。 『Quizás』のミュージック・ビデオはMTVの人気番組『Total Request Live』で最初に選出されたスペイン語の曲であった。イグレシアスは、『ザ・トゥナイト・ショー・ウィズ・ジェイ・レノ』でスペイン語の曲を歌った最初のアーティストである。これがきっかけとなり、リッキー・マーティン、フアネス、ホルヘ・ドレクスラー (Jorge Drexler)といったアーティストが同番組でスペイン語の歌を披露するようになった。
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