プログレスM-63とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > プログレスM-63の意味・解説 

プログレスM-63

(Progress M-63 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/03 04:09 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
プログレスM-63
ISSに接近するM-63
種類 Progress-M 11F615A55
所属 ロシア連邦宇宙局
宇宙ステーション ISS
ステーションメンバー 第16次長期滞在
第17次長期滞在
主契約者 RSC Energia
ロケット ソユーズ-U
射場 バイコヌール Site 1/5
打上げ日 2008-02-05
13:02 GMT
軌道減衰 2008-04-07
12:36 GMT
COSPAR ID 2008-004A
非ドッキング時間 2日
ドッキング時間 2か月
ドッキング
ドッキングポート ピアース
ドッキング日時 2008-02-07
14:38 GMT
アンドッキング日時 2008-04-07
08:49
軌道
種類 LEO
軌道傾斜角 51.6°

プログレスM-63(Progress M-63)は2008年2月5日に打ち上げられたプログレス補給船国際宇宙ステーションへの補給活動に使用され、バージョンはProgress-M 11F615A55、シリアル番号は363。NASAによる名称はプログレス28(Progress 28 略称: 28P)。

飛行記録

2008年2月5日13時2分(GMT、以下同)、バイコヌール宇宙基地Site 1/5からソユーズ-Uロケットによって打ち上げられた[1]。2月7日14時38分にピアースとドッキングし[2]、推進剤(528.5kg)、酸素および空気(46kg)、水(約419.5kg)、ドライカーゴ(1326.6kg)など計2,326kgをISSに補給した[3]

ドッキングの際は普段通りクルス自動ドッキングシステムが使用されたが、毎回準備しているが、万が一のトラブルに備えてユーリ・マレンチェンコ宇宙飛行士TORUバックアップ手動システムを使用して誘導するために待機していた[3]

2か月後の4月7日8時49分にドッキングを解除し[4]、同日11時50分に軌道を離脱した[4]太平洋上空で大気圏再突入を果たし、およそ12時36分に燃え尽きなかった機体の一部は海上に落下した[4][5]

関連項目

参考文献

  1. ^ McDowell, Jonathan. “Launch Log”. Jonathan's Space Page. 2009年6月5日閲覧。
  2. ^ Wade, Mark. “Progress M”. Encyclopedia Astronautica. 2016年7月11日閲覧。
  3. ^ a b NASA: Progress 28
  4. ^ a b c Zak, Anatoly. “Progress cargo ship”. RussianSpaceWeb. 2009年6月5日閲覧。
  5. ^ McDowell, Jonathan. “Satellite Catalog”. Jonathan's Space Page. 2009年6月5日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「プログレスM-63」の関連用語

プログレスM-63のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



プログレスM-63のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのプログレスM-63 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS