プログレスM-18Mとは? わかりやすく解説

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プログレスM-18M

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/09 14:34 UTC 版)

プログレスM-18M
ISSに接近するプログレスM-18M、2013年2月11日
任務種別 ISS 補給船
運用者 ロシア連邦宇宙局
COSPAR ID 2013-007A
SATCAT № 39082
特性
宇宙機種別 プログレス-M (11F615A60)
製造者 RKKエネルギア
任務開始
打ち上げ日 2013年2月11日 14時41分 (UTC)
ロケット ソユーズ-U
打上げ場所 バイコヌール 1/5
任務終了
廃棄種別 軌道離脱
減衰日 2013年7月26日 0時42分 (UTC)
軌道特性
参照座標 地球周回軌道
体制 低軌道
近点高度 401 km
遠点高度 417 km
傾斜角 51.6°
軌道周期 92.74分
元期 2013年2月11日[1]
ISSのドッキング(捕捉)
ドッキング ピアース
ドッキング(捕捉)日 2013年2月12日 20時35分 (UTC)
分離日 2013年7月25日 20時43分 (UTC)
dock時間 164日8分間

プログレスM-18M (ロシア語: Прогресс М-18М)はロシア連邦宇宙局が2013年に国際宇宙ステーション(ISS)の補給のために打ち上げたプログレス補給船NASAJAXAではプログレス5050Pとも称される。プログレスM-18Mの運用ではM-16MM-17Mでも採用された4周回目でランデブーを行う急速会合方式がとられた。

運用

M-18Mの近接中、TORU制御系の情報を注視するノヴィツキーロマネンコ

プログレスM-18Mは2013年2月11日の14時41分(GMT)にカザフスタンバイコヌール宇宙基地からソユーズ-Uで打ち上げられた[2]

その後、打ち上げから6時間足らずの20時35分(GMT)にプログレスM-18MはISSのピアースのドッキング部に接合した。これはISSで行われた「同日ランデブー」の3回目の成功となった[3]

ISSを離脱するM-18M、2013年7月25日

プログレスM-18Mは2013年7月25日にISSからドッキングを解除し、23時53分ごろに大気圏への再突入が予定され[4]、26日までに地表に落下した。

搭載貨物

プログレスM-18Mは346kgの推進剤、50kgの酸素など空気、420kgの水、また、ドライカーゴとして1360kgの予備資材、科学用品、その他の補給品を輸送した[5]

  1. ^ McDowell, Jonathan. “Satellite Catalog”. Jonathan's Space Page. 2013年10月31日閲覧。
  2. ^ Pete Harding and William Graham (2013年2月11日). “Progress M-18M docks with ISS following same day launch”. NASAspaceflight.com. 2013年2月12日閲覧。
  3. ^ Progress M-18M Mission Updates”. SPACEFLIGHT101 (11-02-2013). 2013年2月13日閲覧。
  4. ^ Russia’s Progress Spacecraft Undocks From Space Station”. RIA Novosti (2013年7月26日). 2013年7月28日閲覧。
  5. ^ Tariq Malik (2013年2月11日). “Robotic Russian Supply Ship Docks With Space Station”. SPACE.com. 2013年2月13日閲覧。

関連項目




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