プログレスM-39とは? わかりやすく解説

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プログレスM-39

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/11 06:15 UTC 版)

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プログレスM-39
任務種別 ミール の補給
運用者 ロシア連邦宇宙局
COSPAR ID 1998-031A
SATCAT № 25340
任務期間 167日6時間2分間
周回数 2622回
特性
宇宙機種別 プログレス-M (11F615A55)
製造者 RKKエネルギア
打ち上げ時重量 7180 kg
任務開始
打ち上げ日 1998年5月15日
ロケット ソユーズ-U
打上げ場所 バイコヌール 1/5発射台
任務終了
廃棄種別 軌道離脱
減衰日 1998年10月29日
軌道特性
参照座標 地球周回軌道
体制 低軌道
離心率 0.00348
近点高度 193.9km
遠点高度 238km
傾斜角 51.643°
軌道周期 88.93分
元期 5.18
ミールのドッキング(捕捉)
ドッキング クバント1
ドッキング(捕捉)日 1998年5月17日
分離日 1998年10月29日

プログレスM-39(ロシア語: Прогресс М-39)はロシア連邦が1998年にミール宇宙ステーションの補給のために打ち上げた無人宇宙補給機プログレス補給船。シリアル番号は238番だった[1]

プログレスの打ち上げ開始時は幾つかの独立計測点(ОИП)からなる多角計測点のうち射場から近いОИП-1、ОИП-5のみの稼動で打ち上げた初めての打ち上げとなった。このうち、実際はОИП-1のみが軌道測定と射場からの打ち上げ機のテレメトリ受信を行えた[2]

運用

1998年5月15日1時12分58秒863(MSKUTC14日22時1分59秒)、バイコヌール宇宙基地1/5発射台からソユーズ-Uで打ち上げ。

1998年5月17日2時50分33秒(MSK、UTC16日23時50分22秒)、ミールのクバント1モジュールへのドッキングを行った。ランデブーとドッキングは自動操縦によって行われている。

1998年10月23日5時34分40秒(MSK、UTC5時34分40秒)、ミールからドッキングを解除し、自動操縦モードに移行、地球へ再突入し破壊された。

搭載貨物

ミールへの輸送は2400kg以上の貨物であり、燃料、酸素混交物、クルー用保護具、クルー向け配達品などであった。また、研究用として15匹の小さなイモリカタツムリも積まれていた。

物品の合計重量は2437.3kgであった[3]

関連項目




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