サラセニア・プルプレア (紫瓶子草)
●北アメリカの東岸、カナダからアメリカのフロリダ州それにミシシッピー州にかけて分布しています。沼地の多い泥炭地帯に生えます。根生葉はロゼット状に広がり、上部の葉が変形して袋状の捕虫葉になります。花は紅紫色です。和名では「ムラサキヘイシソウ(紫瓶子草)」と呼ばれます。
●サラセニア科サラセニア属の常緑多年草で、学名は Sarraceniapurpurea。英名は Pitcher plant, Purple pitcher plant。
ネペンテス・グラキリス
●タイからマレー半島、それにボルネオ島やスマトラ島、スラウェシ島に分布しています。低地から標高750メートルくらいの熱帯雨林に生え、長さは数メートルになります。葉は披針形でロゼット状に生えます。捕虫嚢の大きさは10~15センチほどです。
●ウツボカズラ科ウツボカズラ属の常緑多年草で、学名は Nepenthesgracilis。英名は Pitcher plant。
ネペンテス・フッケリアーナ
●ウツボカズラ科は1科1属の単型科で、ボルネオ島を中心に熱帯アジアに70種ほどが分布しています。有名な食虫植物で、多くは栄養分の少ない湿地に地生しますが、乾燥した樹木や岩に着生するものもあります。このフッケリアーナ種はラフレシアーナ種(N. rafflesiana)とアンプルラリア種(N. ampullaria)の種間交雑種で、ブルネイやボルネオ島に分布しています。濃緑色で披針形の葉と、黄緑色の地に赤紫色の斑がある捕虫袋が特徴です。和名では「フッカーウツボ(靫)」と呼ばれます。
●ウツボカズラ科ウツボカズラ属の低木状多年草で、学名はNepenthes hookeriana。英名は Pitcher plant。
ウツボカズラのほかの用語一覧
ウツボカズラ: | ネペンテス・グラキリス ネペンテス・ダイエリアナ ネペンテス・トルンカータ ネペンテス・ビッタータ ネペンテス・フッケリアーナ ネペンテス・メリリアナ 靱葛 |
- Pitcher plantのページへのリンク