PersistenceMode 列挙体

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

PersistenceMode 列挙体

ASP.NET サーバー コントロールのプロパティまたはイベントが、どのように .aspx ファイルまたは .ascx ファイル内で宣言されて永続化されるかを指定します。

名前空間: System.Web.UI
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Enumeration PersistenceMode

Visual Basic (使用法)

Dim instance As PersistenceMode

C#

public enum PersistenceMode

C++

public enum class PersistenceMode

J#

public enum PersistenceMode

JScript

public enum PersistenceMode

メンバ

	メンバ名	説明
	Attribute	プロパティまたはイベントを属性として永続化するように指定します。
	EncodedInnerDefaultProperty	プロパティを ASP.NET サーバー コントロールの唯一の内部テキストとして永続化するように指定します。プロパティ値は HTML エンコードされます。この指定ができるのは文字列だけです。
	InnerDefaultProperty	プロパティを ASP.NET サーバー コントロール内で内部テキストとして永続化するように指定します。また、このプロパティが要素の既定のプロパティとして定義されていることも示します。既定のプロパティに指定できるプロパティは 1 つだけです。
	InnerProperty	プロパティを ASP.NET サーバー コントロール内で入れ子になったタグとして永続化するように指定します。これは、通常、永続化できる独自のプロパティを持っている複合オブジェクトに使用されます。

使用例

PersistenceModeAttribute 属性をプロパティのメタデータに適用することにより、指定に従って内部プロパティとして永続化される ITemplate プロパティを次のコード例に示します。

Visual Basic

<PersistenceMode(PersistenceMode.InnerProperty), TemplateContainer(GetType(TemplateItem))>
 Public Property MessageTemplate() As
 ITemplate
   Get
      Return _messageTemplate
   End Get
   Set(ByVal Value As ITemplate)
      _messageTemplate = Value
   End Set
End Property

C#

[PersistenceMode(PersistenceMode.InnerProperty),
TemplateContainer(typeof(TemplateItem))]
public ITemplate MessageTemplate {
   get {
      return _messageTemplate;
   }
   set {
      _messageTemplate = value;
   }
}

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
System.Web.UI 名前空間
PersistenceModeAttribute