Parhelia-512の概要とは? わかりやすく解説

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Parhelia-512の概要

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/09 17:45 UTC 版)

Parhelia」の記事における「Parhelia-512の概要」の解説

Parhelia-512は8,000個のトランジスタ構成され台湾UMC社の150nmプロセスルール製造されるMatrox社のGPUである。 256bitグラフィックコアと上下独立した256bitのメモリバス持ちビデオメモリ (VRAM) はDDR-SGRAMを256MBまでサポートするPixel Shader 1.3とVertex Shader 2.0搭載するが、ハードウェアT&Lは搭載せず、Vertex Shaderによるエミュレーション対応する。またビデオ出力エンコーダと2基のRAMDAC統合し、2基のTMDSトランスミッタと1基の外部RAMDACサポートするインターフェースAGP 4x対応し、後にAGP 8x対応モデル発売された。同社製品として初め動画再生支援機能としてMC対応している1999年G400シリーズ以来、実に3年ぶりとなる同社の新GPUであることに加え様々な独自機能豪華な仕様大きな話題呼んだ。しかし実際に登場した製品は、高価な上に期待されたほどの3D理性能が得られなかった。このため当初はゲームユーザーを含めたエンドユーザーターゲットにしていたものが、徐々に独自機能活かせ産業向けへとシフトしていった。 結果的に現在のバリエーションとしてはAGP中心個人用モデルよりもParhelia高精度2D機能生かしたPCI中心産業用途モデルの方が圧倒的に多くなっているなど、MatroxGPUビジネス個人用途から産業用途シフトする転機となったチップともいえる。

※この「Parhelia-512の概要」の解説は、「Parhelia」の解説の一部です。
「Parhelia-512の概要」を含む「Parhelia」の記事については、「Parhelia」の概要を参照ください。

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