ファルネーゼ‐きゅうでん【ファルネーゼ宮殿】
読み方:ふぁるねーぜきゅうでん
《Palazzo Farnese》
イタリア北東部、エミリアロマーニャ州の都市ピアチェンツァにあるルネサンス様式の宮殿。16世紀半ばから約200年に渡りピアチェンツァを支配したファルネーゼ家の居館として、17世紀初頭に建造された。現在は市立博物館になっており、ボッティチェリ作「聖母子像」をはじめ16世紀から17世紀にかけての絵画、古代の彫刻、武器、中世から近世にかけての陶器やガラス工芸品などを展示する。パラッツォファルネーゼ。
イタリアの首都ローマにあるルネサンス様式の宮殿。後のローマ教皇パウルス3世となる枢機卿(すうききょう)アレサンドロ=ファルネーゼの命により建造。初めはアントニオ=ダ=サンガッロが設計し、途中でミケランジェロが引き継ぎ、16世紀半ばに完成した。現在はフランス大使館として使用されている。パラッツォファルネーゼ。
パラッツォ・ファルネーゼ
(Palazzo Farnese から転送)
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パラッツォ・ファルネーゼ(1530~46年、伊: Palazzo Farnese)は、ローマにある盛期ルネサンスの代表作[1]。別名ファルネーゼ宮とも。現在はイタリアにおけるフランス大使館として使われている。
- ^ 『新装版 図説 西洋建築の歴史』河出書房新社、2022、64頁。
- ^ The definitive date, based on new documentary information was published by Christoph Frommel, (in A. Chastel, ed. Le palais Farnèse; Murray 1963 cited construction beginning in 1513, Giedion in 1514
- ^ "The incredibly pretentious magnificence of this residence for a single man points to the imminence of Baroque.... This monumental window seems to await the arrival of the great overlord who is about to show himself to the populace", remarked Siegfried Giedion, Space, Time and Architecture (1941) 1962, pp 56-57.
- 1 パラッツォ・ファルネーゼとは
- 2 パラッツォ・ファルネーゼの概要
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