PC-88VA用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 07:24 UTC 版)
「N88-BASIC」の記事における「PC-88VA用」の解説
PC-88VAシリーズには、専用に新規開発された「N88-日本語BASIC V3」が標準添付された。V2までのN88-BASICに対し、ある程度の上位互換性を保っているが、完全上位互換ではない。ROM-BASICは無く、PC-Engineと呼ばれる独自OSから起動して使うもので、その意味ではスタンドアロンBASICでもない。機能的にもN88-BASICよりは、むしろN88-日本語BASIC(86)に近い。V3モードのCRTCは2バイト文字テキストに対応しているため、PC-88VA用のBASICとして広く使われるようになった。 標準で表示やファイル入出力などのデータとして日本語を扱うことができ(ぴゅう太のG-BASICのように日本語でプログラミング出来る訳では無い)、ハードウェア・スクロールやスプライト、マウスやメニューバー等も利用できた。また、音楽作成ソフト「インスタント・ミュージック」で作成したファイルをBGMとして鳴らしたり、アニメ作成ソフト「アニメフレーマー」で作成したコンピュータアニメーションを再生することもできた。
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