OpCodes.Jmp フィールド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

OpCodes.Jmp フィールド

現在のメソッドを終了し、指定したメソッドにジャンプします。

名前空間: System.Reflection.Emit
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Shared ReadOnly Jmp
 As OpCode

Visual Basic (使用法)

Dim value As OpCode

value = OpCodes.Jmp

C#

public static readonly OpCode Jmp

C++

public:
static initonly OpCode Jmp

J#

public static final OpCode Jmp

JScript

public static final var
 Jmp : OpCode

解説

命令の 16 進数の形式、MSIL (Microsoft Intermediate Language) アセンブリ形式、および簡単な説明の一覧を次の表に示します。

形式	アセンブリ形式	説明
27 < T >	jmp method	現在のメソッドを終了し、指定したメソッドにジャンプします。

この命令には、スタックの遷移動作はありません。

jmp (jump) 命令は、メソッド参照のメタデータ トークンである method によって指定されたメソッドに、制御を転送します。現在の引数は、転送先のメソッドに転送されます。

この命令の実行時には、評価スタックが空である必要があります。エンド ポイント アドレスの呼び出し規約、および引数の数と型が、現在のメソッドと一致している必要があります。

jmp 命令を使用して、try、filter、catch、または finally の各ブロックから制御を転送することはできません。

jmp オペコードを使用できる Emit メソッド オーバーロードを次に示します。

• ILGenerator.Emit(OpCode, MethodInfo)

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
OpCodes クラス
OpCodes メンバ
System.Reflection.Emit 名前空間