OA vz.30
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/11 20:53 UTC 版)
![]() |
|
基礎データ | |
---|---|
全長 | 4.02 m |
全幅 | 1.52 m |
全高 | 2.02 m |
重量 | 2.78 t |
乗員数 | 3 名 |
装甲・武装 | |
装甲 | 3-6 mm |
主武装 | 7.92mm機関銃 ZB26×2 |
機動力 | |
整地速度 | 60 km/h |
不整地速度 | 20 km/h |
エンジン | タトラ71、空冷4気筒対向 32 HP |
懸架・駆動 | 装輪、フロントエンジン・リアドライブ(6×4) |
行動距離 | 300 km(路上) |
OA vz.30(30年式装甲車)は、戦間期にチェコスロバキアのタトラ社で作られた6輪の軽装輪装甲車である。チェコ解体後、主にスロバキア軍の装備として、第二次世界大戦で使われた。
概要
チェコスロバキア、タトラ社製の軽トラック/コマンド・カー、タトラ72のシャーシをベースに開発された。1933年から1934年にかけて、51両が生産され、チェコスロバキア軍に配備された。
1939年のチェコ解体、独立スロバキア成立に伴い、18両がスロバキア軍に接収された。スロバキア成立早々のハンガリーとの紛争で1両がハンガリー軍に鹵獲されてしまったが、残る車輌は次第に消耗しつつもポーランド侵攻やソ連侵攻に使用された。戦争中盤以降は流石に旧式化は否めず、1944年1月、偵察任務用の代替車輌として、ドイツ製のII号戦車が導入された。
ほか、ドイツ軍でも若干が警備部隊で使用された。
参考資料
- Charles Kliment, Bretislav Nakládal, "GERMANY'S FIRST ALLY - ARMED FORCES OF THE SLOVAK STATE 1939-1945", Schiffer Publishing Ltd., 1997
関連項目
「OA vz.30」の例文・使い方・用例・文例
- 気象データの世界で最大の稼働中のアーカイブを維持するNOAAの一部
- OA機器類の配線をじゅうたんの下に引くこと
- OA機器を扱う人に特有の心身の症状
- 出先での事務作業をOA化すること
- 情報技術が十分導入され,OA化が徹底したオフィス
- OA機器により高度に装備されたオフィス
- 専門家を介在せず,端末機の操作で各種のOA支援機能が提供されること
- 外部との広域情報流通を取り入れたOAシステム
- OA機器に蓄積されている情報を要請によって有料で提供する事業
- 最新のOA機器を配備した経営会議室
- OAシステムにおいて,端末装置を使って記録や保存をされる伝票
- VOAというアメリカ政府による海外向け放送
固有名詞の分類
- OA vz. 30のページへのリンク