Nocturne Op.13とは? わかりやすく解説

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ラヴィーナ:ノクターン

英語表記/番号出版情報
ラヴィーナノクターンNocturne Op.13作曲年1845年  初版出版地/出版社: Lemoine 

作品解説

2011年5月 執筆者: 上田 泰史 

J. フィールドノクターンをいうジャンル始めて以来ショパン筆頭多くピアニスト作曲家たちがこのジャンル取り組んだラヴィーナもまた当時慣習倣い左手分散和音を、右手には豊かな装飾音交えた歌唱旋律配している。三部形式によるこの曲では、中間部劇的シンフォニックな展開が用意されている。「ノクターン」というジャンルは、変化少な伴奏音型とオペラ・アリアやロマンス風の旋律構成され一貫して暮色染まった静かな雰囲気漂わせるのを常とするが、ラヴィーナ中間部オーケストラ響き用いることで劇場華やかな雰囲気を創り出している。この作品は、ロンドンで《イネース》Inès、《シルヴィアSylvia、《すみれ》La violetteなどのタイトル売り出されたほか、ドイツボンでも出版され人気となった。本演奏会ではフランスルモワーヌ社から出た第二版1868出版)を使用するが、これにはイギリス初版にはない4小節前奏付いている。

執筆者: 金澤 攝

1840年代半ばの作で、ラヴィーナ出世作。”Ines”、”Sylvia”、”La Nuit”等々多種多様なタイトル出版されていた当時の有名曲




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