NIFTY 50
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/02 03:20 UTC 版)
NIFTY 50は、NSE Indices Limitedが算出しているインド国立証券取引所に上場している50銘柄から構成される時価総額加重平均型の株価指数。[1]
沿革
1996年4月22日より算出が開始された。1995年11月3日の指数を1,000として計算されている。[2]
2013年1月31日までは、S&P と提携していて S&P CNX Nifty という名称だったが、S&P との契約が終了し CNX Nifty という名称に変わった[3]。2015年11月9日に、CNX Nifty から NIFTY 50 に変更となった[4][5]。表記は全て大文字の NIFTY と最初だけ大文字の Nifty 両方とも使われている。
ETF・先物
コード | レバレッジ | 年率 |
---|---|---|
INDY | 1倍 | 6.69%[6] |
2024年11月末現在。米ドル建て、配当込み。 |
東京証券取引所には下記ETF・ETNが上場している。[7][8]
- NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty 50連動型上場投信(1678)
- NEXT NOTES インドNifty・ダブル・ブル ETN (2046) - レバレッジ2倍
- NEXT NOTES インドNifty・ベア ETN (2047) - レバレッジ-1倍
米国では下記ETFが上場している。
先物は下記に上場している。
- インド国立証券取引所 - インド・ルピー建て。取引単位は指数×50ルピー。呼値の単位は0.05。[9]
下記はかつて上場していた先物。
- シンガポール証券取引所 - 米ドル建て。取引単位は指数×$2。呼値の単位は0.5。-「SGX Nifty50 Index Futures」は、2023年6月30日(金)にシンガポール取引所(SGX)から上場廃止[10]
- シカゴ・マーカンタイル取引所 - 2010年7月19日に上場し[11]、2015年5月18日に上場廃止[12]
- 大阪取引所 - 2014年3月24日に上場し、2018年6月29日にて取引休止となり、2018年7月17日に上場廃止[13]
- 台湾期貨交易所 - 2016年11月7日に上場し[14]、2019年9月27日に上場廃止[15]
関連項目
参照
- ^ Overview - NSE Indices
- ^ NIFTY 50
- ^ NSE drops S&P prefix from index after licencing arrangement expired January 31, 2013 - The Economic Times
- ^ CNX Nifty to be renamed Nifty 50 | Business Standard News
- ^ NSE announces rebranding of all indices
- ^ iShares India 50 ETF | INDY
- ^ 銘柄一覧(ETF) | 日本取引所グループ
- ^ 銘柄一覧(レバレッジ型・インバース型商品) | 日本取引所グループ
- ^ Contract Specifications, Equity Derivatives - NSE India
- ^ Nifty Indices Futures and Options - Singapore Exchange (SGX)
- ^ S&P CNX Nifty futures to be traded on CME from July 19, 2010
- ^ Product Delisting- E-mini CNX Nifty Index Futures - CME Group
- ^ インドNifty50先物取引の上場廃止について | 日本取引所グループ
- ^ Nifty 50 Futures Listed on Taiwan Futures Exchange
- ^ TAIWAN FUTURES EXCHANGE-Notices
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