Microsoft Media Player 3.x - 5.x
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 11:09 UTC 版)
「Windows Media Player」の記事における「Microsoft Media Player 3.x - 5.x」の解説
Windows Media PlayerでないWindows従来のMicrosoftメディアプレーヤーは、Windows 3.1/95/98およびNTに標準的に搭載されていたメディアプレイヤーソフトである。マルチメディアエクステンションの導入でWindows 3.0にも追加できたほか、後述のように少なくともWindows XPやWindows Server 2003の頃までは搭載されていた。バージョン番号は基本的にこれらのWindowsのバージョン(すなわち3.x - 5.x)に対応しているが、Video for Windows (VfW) を追加したWindows 3.1では例外的に3.15が与えられた。実際Windows 3.1ではVfWの追加により95以降のメディアプレーヤーに似た外見になったほか、いくつかのオーディオ・ビデオ関連コーデックが追加され、別ウィンドウで映像の再生に対応するなど機能が強化された。 Windows 95/NT 4.0以降でWindows Media Player 6以降が搭載されている場合、Windows従来のMicrosoftメディアプレーヤーは直接目にする機会が無くなった。しかしXPの頃までは「mplayer.exe」(9x系)や「mplay32.exe」(NT/2000/XP)のファイル名で付属していたため、Windows Media Playerとは別に、従来のMicrosoftメディアプレーヤーを実行することができた。Windows Media Player 6.4を導入すると標準ではオーディオCDの再生に対応しなくなるが、従来のMicrosoftメディアプレーヤーを起動すればオーディオCDも再生できた。ただし後のバージョンのWindows Media Playerのようなデジタル再生には対応していないため、CD-ROMドライブのオーディオ出力をサウンドボードに接続しておく必要があった。
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