Mazus pumilusとは? わかりやすく解説

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ときわはぜ (常磐黄櫨)

Mazus pumilus

Mazus pumilus

わが国各地をはじめ、朝鮮半島中国それに東南アジアインド分布してます。田んぼの畔や湿った草原などに生え、高さは5~15センチほどになります根ぎわから数個でて、倒卵形またはさじ形で、縁には鈍い鋸歯あります。春から秋にかけて、ほとんど一年中淡い紅紫色唇形花を咲かせます。「ムラサキサギゴケ(M. miquelii)」に似ていますが、匍匐茎がなく花の色も薄いことで区別できます
ゴマノハグサ科サギゴケ属の一年草で、学名は Mazus pumilus。英名は Mazus, Japanese mazus
ゴマノハグサのほかの用語一覧
コゴメグサ:  深山小米草
コシオガマ:  小塩竃
ゴマノハグサ:  大雛の臼壺
サギゴケ:  常磐黄櫨  白花鷺苔  鷺苔
ザルジアンスキア:  ザルジアンスキア・オウァータ

トキワハゼ

(Mazus pumilus から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/10 23:49 UTC 版)

トキワハゼ
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : シソ類 lamiids
: シソ目 Lamiales
: ハエドクソウ科 Phrymaceae
亜科 : サギゴケ亜科 Mazoideae
: サギゴケ属 Mazus
: トキワハゼ M. pumilus
学名
Mazus pumilus
(Burm.f.) Steenis
和名
常磐爆
英名
Japanese mazus

トキワハゼ(常磐爆、Mazus pumilus)はハエドクソウ科一年草和名は、葉が常にほぼ一年中あって(常葉)、さらに果実がはぜる様子に由来する[1]

特徴

日本各地の道端に分布する。花期は長く、初春-晩秋

・根本にさじ型のを数枚つける。花を咲かせるときはを伸ばす。

・花は状で、下側が前に平たく伸びた唇型花である。上唇は浅く2裂する。筒の部分はうすい紫色で、舌状部はっぽく先端が3裂し、その中央の黄褐色の部分には生えない。 雄蕊の先は大きく2裂し、触ると閉じる。

・匍匐茎を持たない。

・果実ははじけて飛ぶ。

近縁種

本種と似た同属植物に多年生ムラサキサギゴケがある。本種よりやや大型で匍匐枝を伸ばす。

参考文献

  1. ^ 岩槻秀明『街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本』秀和システム、2006年11月5日。ISBN 4-7980-1485-0 

 

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