LBA
読み方:エルビーエー
別名:論理ブロックアドレス,LBAモード
LBAとは、HDDなどの外部記憶装置においてアドレスを指定する方法の一種で、記憶媒体にアクセスできる単位(セクタ)すべてに通し番号のアドレスを振り、その通し番号によって記録位置へのアクセスを可能にする方式のことである。
LBAと同様にハードディスクのアクセス位置を指定する方式であるCHS(Cylinder/Head/Sector)では、位置情報としてシリンダ、ヘッド、セクタという複数の情報を扱う必要があった。LBAでは、通し番号の振られたアドレスを指定するだけで記録位置を特定することができる。LBAは、記憶容量が大きくなればなるほど、通し番号の桁数が大きくなるという難点はあるが、CHSと比べて位置情報が単純であり、扱いやすいという利点を持っている。
Logical Block Addressing
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/25 16:48 UTC 版)
Logical Block Addressing (ロジカルブロックアドレッシング) は、コンピュータの 補助記憶装置内のデータ位置を示す方法の1つ。LBAと略される。
LBAは単純に装置の最初のセクタから何番目かを示す数値である。補助記憶装置内の全セクタに 一意の通し番号が割り当てられており、それを使ってアドレッシングするわけである。
従って、ハードディスクのような同心円上に複数のトラックをもつ装置でも、CD-ROMやテープドライブのように1本のトラックで構成される装置でも同じように扱える利点がある。
ハードディスクの場合、ATAで28bit、SCSIで32bit、BigDrive対応のATAで48bitが使用されている。
関連項目
「Logical block addressing」の例文・使い方・用例・文例
- Logical Block Addressingのページへのリンク