L2空間とは? わかりやすく解説

自乗可積分函数

(L2空間 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/10/27 03:41 UTC 版)

自乗可積分函数(じじょうかせきぶんかんすう、: square-integrable function)とは、実数値または複素数値可測函数で絶対値の自乗の積分が有限であるものである。すなわち


[ヘルプ]
  1. ^ L2 が自乗可積分な関数の集合を表すが、計量、ノルムや内積の選択がこの表記法で指定されていないことに注意せよ。内積 とセットで書くことで、特定の内積を持つ内積空間を指定している。


「自乗可積分函数」の続きの解説一覧

L2空間

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 00:55 UTC 版)

量子力学の数学的定式化」の記事における「L2空間」の解説

すでに述べたように(可分な)無限次元ヒルベルト空間全て同型なので、任意に一つ無限次元ヒルベルト空間持って来れば原理的にはそのヒルベルト空間状態空間みなした量子力学定式化できる。しかし通常の量子力学では物理的な解釈わかりやすくするため、L2空間というヒルベルト空間用いて量子力学展開する事が多い。そこで本節ではL2空間の定義を述べる。

※この「L2空間」の解説は、「量子力学の数学的定式化」の解説の一部です。
「L2空間」を含む「量子力学の数学的定式化」の記事については、「量子力学の数学的定式化」の概要を参照ください。

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