L2スイッチング・ハブの種別
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 06:57 UTC 版)
「ハブ (ネットワーク機器)」の記事における「L2スイッチング・ハブの種別」の解説
L2スイッチは大きく3つのタイプに分けられる シャーシ型 BOX型インテリジェント・タイプ BOX型ノン・インテリジェント・タイプ シャーシ型 シャーシ型はデータセンターなどで使われ、L2スイッチの薄い本体が何枚もラック(シャーシ)に収納されて、多数のサーバーを束ねる。SNMP、高速経路切替、電源冗長、他多数をサポートする。価格:数十万円〜 BOX型インテリジェント・タイプ BOX型インテリジェント・タイプの「インテリジェント」とは主にSNMPの管理機能が備わっていることを指す。筐体が丈夫に出来ており放熱も考慮されている。管理者がLANを効率的で安定的に運用出来るようにSNMP、ユーザー認証、各種VLAN、フィルタリング、PoE、スパニング・ツリー 等をサポートする。19インチラックに収まるものもあり、このグループの上位ではシャーシ型との明確な差が付けられない。価格:数万円〜 BOX型ノン・インテリジェント・タイプ BOX型ノン・インテリジェント・タイプは一番廉価でスイッチング機能提供する。SNMPの管理機能が備わっていない。オートネゴシエーション、AutoMDI/MDI-X機能、一部の機種ではポートVLANやリンク・アグリゲーションもサポートするものがある。上位機に比べてポート数が比較的少ない。電源アダプタが外付けのものがある。価格:数千円〜 レイヤー2スイッチはレイヤー3スイッチ(L3スイッチ)と外観が似ており、ネットワーク内で使用される場所も一部は重なるが、L3スイッチはルーターのようにIPアドレスに応じて中継を行うので、MACアドレスによって中継を行うL2スイッチとは違っている。
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