Juniperus virginiana(エンピツビャクシン)はどんな植物？わかりやすく解説 Weblio辞書

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えんぴつびゃくしん (鉛筆柏槙)

●アメリカの東部から中部それにロッキー山脈の西部と最も広く分布しています。乾燥した山地から氾濫原、湿地までに生え、高さは１２～１８メートルになります。樹皮は赤褐色で繊維質、縦に裂けて薄く剥離します。葉は鱗片状で十字対生します。果実は直径１センチほどの球果で、濃青色に熟します。心材はかつては最上のエンピツ用材でしたが、今ではシーダー油（シダーウッド）の原料にされています。ふつうに「レッドシーダー」といえば本種のことです。
●ヒノキ科ネズミサシ属の常緑高木で、学名は Juniperus virginiana。英名は Eastern redcedar, Red juniper。

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鉛筆柏槇

読み方：エンピツビャクシン（ｅｎｐｉｔｓｕｂｙａｋｕｓｈｉｎ）

ヒノキ科の常緑高木

学名 Juniperus virginiana

ウィキペディア

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エンピツビャクシン

(Juniperus virginiana から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/23 09:39 UTC 版)

エンピツビャクシン^[9]（鉛筆柏槇、学名: Juniperus virginiana）は、裸子植物マツ綱のヒノキ科ビャクシン属に属する常緑針葉樹の1種である。大きなものは高さ30メートルになる高木であり、小枝は細く、鱗片状の葉で覆われる。球果は1年以内に熟し、液果状で直径3-6ミリメートル、紫黒色で粉白をおびる。北米東部に広く分布しており、放棄耕地や荒原、岩石地などにいち早く侵入するパイオニア植物である。北米西部に見られるコロラドビャクシンに近縁であり、異所的に分布している。鉛筆の材料に利用されていたため、エンピツビャクシンや pencil cedar とよばれるが、現在では鉛筆には使われていない。

脚注

注釈

^ ヒノキ科はイチイ科、コウヤマキ科とともにヒノキ目に分類されることが多いが^[2]^[3]、マツ科（およびグネツム類）を加えた広義のマツ目（Pinales）に分類されることもある^[4]。
^ "雄花"ともよばれるが、厳密には花ではなく小胞子嚢穂（雄性胞子嚢穂）とされる^[13]。雄性球花や雄性球果ともよばれる^[14]^[15]。
^ "雌花"ともよばれるが、厳密には花ではなく大胞子嚢穂（雌性胞子嚢穂）とされる^[13]^[14]。送受粉段階の胞子嚢穂は球花とよばれ、成熟し種子をつけたものは球果とよばれる^[14]。

出典

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^ “エンピツビャクシンの特徴や育て方、剪定の時期や方法等の紹介”. ビギナーズガーデン. 2024-01-xx閲覧。
^ “Juniperus virginiana var. silicicola”. The Gymnosperm Database. 2024年1月11日閲覧。

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