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ジャガー・R2

(Jaguar R2 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/01 04:51 UTC 版)

ジャガー・R2
ペドロ・デ・ラ・ロサがドライブするR2(カナダGP)
カテゴリー F1
コンストラクター ジャガー
デザイナー ゲイリー・アンダーソン
スティーブ・ニコルズ
(Technical Director)
ジョン・ラッセル
(Chief Designer)
マーク・ハンフォード
(Head of Aerodynamics)
先代 ジャガー・R1
後継 ジャガー・R3
主要諸元
シャシー カーボンファイバー モノコック
サスペンション(前) ダブルウィッシュボーン, プッシュロッド, トーションバー,
サスペンション(後) ダブルウィッシュボーン, プッシュロッド, トーションバー,
エンジン コスワース CR3 2,998 cc (182.9 cu in) 72度, V10 NA
トランスミッション ジャガー製 7速 縦置き セミAT シーケンシャル
燃料 テキサコ
タイヤ ミシュラン
主要成績
チーム ジャガー・レーシング
ドライバー 18. エディ・アーバイン
19. ルチアーノ・ブルティ
19. ペドロ・デ・ラ・ロサ
コンストラクターズタイトル 0
ドライバーズタイトル 0
初戦 2001年オーストラリアグランプリ
出走 優勝 ポール Fラップ
17 0 0 0
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ジャガー・R2 (Jaguar R2) は、ジャガー・レーシング2001年のF1世界選手権参戦用に開発し投入したフォーミュラ1カー

開発と背景

前年のR1の不振によりテクニカルディレクターのゲイリー・アンダーソンが解任され、2000年末に加入したスティーブ・ニコルズが後を受け継いだ。

ドライバーはチーム2年目になるエディ・アーバインと、2000年オーストリアグランプリでアーバインの代役を務めたルチアーノ・ブルティがドライブした。しかしながらブルティは4戦を走ったのみでペドロ・デ・ラ・ロサと交代した。

整備中のR2

ジャガーチームにとってデビューイヤーの2000年シーズンは4ポイントしか獲得できず、2001年シーズンは強化の年となった。R2は前年のR1よりも保守的な設計となり信頼性も向上した。モナコGPではアーバインがチーム初の3位表彰台を獲得。これを含め4戦で入賞し、最終的に9ポイントを得て、コンストラクターズランキング8位でシーズンを終えた。

チームは契約関係でシーズン中の注目を集めることとなった。マクラーレンのテクニカル・ディレクター、エイドリアン・ニューウェイがチームとの契約を交わしたが、すぐに翻意し移籍を取りやめることとなった。この契約はジャガーのチーム代表であったボビー・レイホールが取り決めたものであった。また、アーバインをジョーダンに譲るという契約も失敗に終わり、レイホールはチームを離脱することとなる。後任のチーム代表にはニキ・ラウダが着任した。

F1における全成績

(key) (太字ポールポジション

チーム エンジン タイヤ ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 ポイント 順位
2001年 ジャガー コスワース V10 M AUS
MAL
BRA
SMR
ESP
AUT
MON
CAN
EUR
FRA
GBR
GER
HUN
BEL
ITA
USA
JPN
9 8位
アーバイン 11 Ret Ret Ret Ret 7 3 Ret 7 Ret 9 Ret Ret DNS Ret 5 Ret
ブルティ 8 10 Ret 11
デ・ラ・ロサ Ret Ret Ret 6 8 14 12 Ret 11 Ret 5 12 Ret

参照

  • Henry, Alan (ed.) (2001). AUTOCOURSE 2001-2002. Hazleton Publishing Ltd.. pp. 90?92. ISBN 1-903135-06-0 

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