JR西日本の整備計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 16:20 UTC 版)
JR西日本は今後、以下に記す整備を予定している。 2005年度末(2006年3月31日)までに、1234箇所の曲線において速度照査を行う。事故に対する批判により対策が強化されたものであるが、1年以内にこれだけの速度照査地点増設が可能なのは、車両側に速度照査ボードを装備しているATS-SW方式の利点ゆえではある。なお、2006年3月28日をもって整備計画の全1234か所で速度照査を開始した。 分岐器・線路終端部について、一定の基準でATS-SWによる速度照査を行う。対象箇所への設置工事が進められている。 2008年度末までに阪和線(日根野 - 和歌山間)、関西本線(王寺 - 加茂間)にATS-Pを整備し、さらに奈良線(京都 - 木津間)、山陰本線(京都 - 園部間)の整備についても同年度末までを目途に取り組む。また、2010年度末を目途に山陽本線(網干 - 上郡間)、福知山線(新三田 - 篠山口間)、湖西線(山科 - 近江塩津間)を整備する。
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