ISO による拡張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/13 15:07 UTC 版)
ISO 14977 で標準化された EBNF では、拡張を可能とする2つのファシリティが述べられている。第一は EBNF 文法の一部として、疑問符で挟まれた任意のテキストを EBNF 標準の解釈範囲外とするものである。例えば、空白文字は以下のような規則で定義できる。 space = ? US-ASCII character 32 ?; 第二は、EBNF では括弧を識別子(終端記号や非終端記号)に続けて配置することができないという事実を利用する。次の表現は EBNF としては正しくない。 something = foo ( bar ); そこで、このような記法を EBNF の拡張として利用する。例えば、LISPの文法における function application は次の規則で定義される。 function application = list( symbol , [ { expression } ] );
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