IBM、アップル、SAPの参加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 00:19 UTC 版)
「OpenJDK」の記事における「IBM、アップル、SAPの参加」の解説
2010年10月11日、Apache Harmony プロジェクトを推進してきたIBMがオラクルのOpenJDKに参加表明し、事実上HarmonyからOpenJDKへ移行することを決めた。IBMでLinuxおよびオープンソース関連を指揮する Bob Sutor はブログで「IBMは Apache Harmony からOpenJDKへと開発の重心をシフトさせるだろう」と記した。 2010年11月12日、(3週間前に自身のJavaランタイム環境の移植版に問題があるとした)Appleはオラクルと共に Mac OS X 向けOpenJDKプロジェクトを発表した。アップルは主要コンポーネント、ツール、テクノロジーを Mac OS X 上の Java SE 7 実装向けに提供するとし、その中にはHotSpotベースのJava仮想マシン(32ビットと64ビット版)、クラスライブラリ、新たなグラフィカルクライアントのためのネットワークプロトコルスタックが含まれるとした。 2011年1月11日、OpenJDKにて Mac OS X 向け移植プロジェクトが結成され、アップルから初のコード寄贈が行われた。Mac OS X 版は当初BSD移植版をベースにしていた。 2011年7月、SAP AG がOpenJDKプロジェクトへの公式参加を発表した。
※この「IBM、アップル、SAPの参加」の解説は、「OpenJDK」の解説の一部です。
「IBM、アップル、SAPの参加」を含む「OpenJDK」の記事については、「OpenJDK」の概要を参照ください。
- IBM、アップル、SAPの参加のページへのリンク