HttpCacheVaryByHeaders.UserAgent プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

HttpCacheVaryByHeaders.UserAgent プロパティ

ASP.NET 出力キャッシュが、キャッシュされた応答を User-Agent ヘッダーを使用して識別し、それを発信 Vary HTTP ヘッダーの末尾に追加するかどうかを示す値を取得または設定します。

名前空間: System.Web
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Property UserAgent As
 Boolean

Visual Basic (使用法)

Dim instance As HttpCacheVaryByHeaders
Dim value As Boolean

value = instance.UserAgent

instance.UserAgent = value

C#

public bool UserAgent { get;
 set; }

C++

public:
property bool UserAgent {
    bool get ();
    void set (bool value);
}

J#

/** @property */
public boolean get_UserAgent ()

/** @property */
public void set_UserAgent (boolean value)

JScript

public function get UserAgent
 () : boolean

public function set UserAgent
 (value : boolean)

プロパティ値
ASP.NET 出力キャッシュが識別に User-Agent ヘッダーを使用し、それをクライアントに送信された Vary HTTP ヘッダーに追加する場合 true。それ以外の場合は false。既定値は false です。

解説

Vary ヘッダーは、キャッシュされている複数の応答の中から、クライアント要求に応じて送信する応答を決めるためにサーバーが使用する要求ヘッダー フィールドを示します。User-Agent フィールドは、クライアントのユーザー エージェントの種類に基づいてサーバーが応答を選択することを指定します。

詳細については、W3C (World Wide Web Consortium) の Web サイトで『RFC 2616: Hypertext Transfer Protocol -- HTTP/1.1』を参照してください。詳細については、第 14 項「Header Field Definitions」を参照してください。

使用例

一部のアクションは UserAgent プロパティが true の場合にだけ実行されるようにする方法を次のコード例に示します。

Visual Basic

Response.Cache.VaryByHeaders.UserAgent = True

C#

Response.Cache.VaryByHeaders.UserAgent = true;

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
HttpCacheVaryByHeaders クラス
HttpCacheVaryByHeaders メンバ
System.Web 名前空間