HTMLメールにおけるウェブビーコンとは? わかりやすく解説

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HTMLメールにおけるウェブビーコン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/09 11:19 UTC 版)

ウェブビーコン」の記事における「HTMLメールにおけるウェブビーコン」の解説

受信者を識別する符号付加した要素埋め込んだHTMLメールと、その符号解釈するサーバ側のプログラムとで構成されるメール埋め込まれ要素解釈表示する際はサーバへのリクエスト生ずるが、付加され符号もそのリクエストとともにサーバ伝達される。それにより、サーバ側ではどの受信者がそのメール表示したかを知ることができる。HTMLメール送信したサーバ側に受信者の個人情報があれば、特定の個人行動(メール閲覧)を把握することも技術的には可能である。 埋め込み対象となる要素実体となる画像サイズ種類等問わない。しかし、受信者にこの仕掛けがあることを悟られないようにするために使用される画像としてクリアGIF呼ばれる縦横共に1ピクセルの透明色GIFファイル使われることがあるまた、同様のものはアンカー要素仕掛けることも可能であり、これはHTMLメール限らず利用され受信者が明示的にそのリンクをたどったときに機能するHTMLメール使用した場合送付先電子メールアドレスメールがきちんと閲覧されているかどうか確認することができる。 特定のメールアドレス利用者行動対象者知られることなく把握できる技術であり、プライバシー敏感な人からは反感買っている。スパム送信者も同様に有効なアドレス識別するために利用している(スパムビーコンと呼ばれる)。スパムビーコンへの対策として、イメージブロックがある。これは、電子メールクライアントWebメールにおいて、メール添付され画像自動的に表示させないなどの制限掛ける対策機能である。 現在のセキュリティソフト中にはこれを防御するため、HTMLメール中に記述され画像直ぐに開かない仕組みになっている物が多い。Outlook ExpressなどのHTMLメール対応電子メールクライアント初期設定ではいきなり画像表示しないようになっているものが多い。

※この「HTMLメールにおけるウェブビーコン」の解説は、「ウェブビーコン」の解説の一部です。
「HTMLメールにおけるウェブビーコン」を含む「ウェブビーコン」の記事については、「ウェブビーコン」の概要を参照ください。

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