HPVと性行為
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 14:02 UTC 版)
HPVは感染者との性行為(膣性交、肛門性交、オーラルセックス含む)で感染する可能性が高いが、性行為は感染に必須の行為ではない。HPV感染は皮膚と皮膚が接触することでおこるため、性行為がなくとも(例えば感染した手で肛門や陰部に触れても)感染し、同一の体でも部位から部位に移る。そのため、”他人と性器同士の接触をしない”ことでHPV感染のリスクを下げることは可能だが、他の経緯で感染する可能性はあくまで排除できない。 不正確な認識によって子宮頸癌と性行為に関連する誤った情報が流布している一面もあり、2020年2月には高須克弥が「子宮頸癌はコンドームを一瞬つければ防げる」とTwitterでツイートして拡散し、それに対して多くの医療関係者がこの情報の誤りを指摘した。
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