Fordonsmina 13
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/25 02:07 UTC 版)

Fordonsmina 13は、スウェーデンで開発された指向性の対車両地雷である。国際的にはFFV 013と呼ばれる。
概要
本体・三脚・ワイヤーといった部品で構成されており、箱状のケースに収められている。組立・設置後はワイヤーを介し発火具で手動で起爆させ、爆発すると複数の金属球を前方方向へ飛散させる。そのため、対車両地雷として開発されたものの、実際には対人地雷の代替として対人使用も想定されている。
陸上自衛隊でもFFV 013をライセンス生産した物を「指向性散弾」として導入した。配備当初の制式名称は「指向性散弾地雷」だったが、1998年に対人地雷の使用、貯蔵、生産及び移譲の禁止並びに廃棄に関する条約を批准、発効した後は地雷という文言が削除されている。条約が対象とするのは無差別に人を感知して自動起爆する形式の地雷であるため、手動式で運用されるFordonsmina13を厳密に区別した形となった。
現在では、指向性散弾を代替する装備として2002年から導入が開始された対人障害システムの構成要素の一つとして、「指向性散弾」を指令装置・監視装置を用いることで遠隔地から無線で操作できるようにした「障害II型」として配備されている。
派生型
木などに取り付ける形式のFordonsmina 13R(Frdm 13R)という型もあり、こちらは国際的にFFV 013Rと呼ばれる。Fordonsmina 13(Frdm 13)と本体を比べると、爆薬など内容物を減らすことで軽量化されており、幅・高さが同一なものの奥行きが短い。
諸元
- Fordonsmina 13(本体)
- 幅:420mm
- 高さ:250mm
- 重量:24kg
- Fordonsmina 13R(本体)
- 幅:420mm
- 高さ:250mm
- 重量:10.3kg
登場作品
- 『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』
- 動乱編にて自衛隊が、主人公たちを追ってくる異世界の兵士たちに対して使用する。
関連項目
外部リンク
「Frdm 13」の例文・使い方・用例・文例
- 数字の13が不運をもたらすと信じるのはばかげている
- 9歳から13歳の少年
- 13日の金曜日は結婚式にはふさわしくない
- 1月5日から13日まで休暇中です
- この学校の生徒は13歳から18歳までだ
- このセーターは小売値が13ドル95セントです
- ドルは今130円だ
- 5足す8は13
- 13は不吉な数と言われている
- 今8時13分です
- 13人の学生
- 私は13歳です
- 彼はわずか13歳で即位した
- 13は不吉な数だと思われている
- 三味線と琴で、どちらも弦楽器です。三味線は弦が3本で、琴は基本的に13本です。
- 富士山は2013年に世界遺産として登録されました。
- 改修は2月13日に完了する予定です。
- 2月13日以降に働き始める社員
- 11 月13 日の金曜日に、彼の送別会を行います。
- すべてがうまくいけば、13 日の木曜までに予算案を提出できるでしょう。
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