FUJIYAMA(フジヤマ)のはじまり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/01/17 08:41 UTC 版)
「FUJIYAMA (ビリヤードの種目)」の記事における「FUJIYAMA(フジヤマ)のはじまり」の解説
1998年の頃だった。日本ではサッカーで初のワールドカップ出場を果たしたフランスW杯に熱狂し、当時流行り始めていたビリヤード場ですら客足はまばらになっていた。このゲームを発案した青年、大瀧雅之はそのビリヤード場にいた。W杯の熱狂の中、彼は考えていた。サッカーの様な高い戦略性・戦術性に基づく息詰まる攻防を、ビリヤードにおいて再現できないものかと。そして彼は試行錯誤の末にルールをまとめ、友人と世界で初めてのゲームをプレイした。これがFUJIYAMA(フジヤマ)の始まりだと伝えられている。その後、面白さからFUJIYAMA(フジヤマ)プレイヤーは一人また一人と増え、更なる高度なゲーム性が追求されていった。勝つための様々な戦略が開発されていく中でルールは洗練され、ほぼ今の原型が出来上がった。そしてここにビリヤードの歴史に初めてフォーメーションや戦略が生まれる事となった。この当時からすでに、FUJIYAMAというゲームのプレイヤーの間には、ある確信に近い予感があったという。それはこのFUJIYAMAというゲームが近い将来、新時代のポケットビリヤードの主流になるだろうというものだった。日本で生まれたこのゲームは、いつしかプレイヤーの間で「FUJIYAMA(フジヤマ)」と呼ばれるようになり、世界で初めて「FUJIYAMA(フジヤマ)」がプレイされた、東京は高田馬場にある山水ビリヤード支店の 5番テーブルは、「FUJIYAMA(フジヤマ)プレイヤー」にとっての聖地とされている。FUJIYAMA公式ルールブックより転載日本語版FUJIYAMAルールブック
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