FD-01の復活
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 00:11 UTC 版)
「フィッティパルディ」の記事における「FD-01の復活」の解説
2002年、ブラジルの自動車パーツ製造販売大手のDana社は輸送機関の象徴を復活させるプロジェクトを立ち上げ、1927年にジョアン・リベイロ・ヂ・バホスがブラジル人として初めて水上機で大西洋を横断した際に使用した機体ジャウー(Jahú)などの復元を提唱し、「ブラジル初のF1カー」であるFD-01についても、その修復復元計画が持ち上がった。 FD-01はシャシー自体は保管されていたもののデビュー戦で大破して以降、手を加えられておらず、そのパーツの収集・製造には困難を伴ったが、チーム創設30周年にあたる2004年に修復が完了し、修復された車両は同年10月22日、サンパウロ自動車ショーにおいて公開された。修復車両の除幕に際しては、2004年当時の大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ、サンパウロ州知事ジェラルド・アルキミンらによる訪問を得ている。同じく11月10日には修復後初となる走行をインテルラゴスサーキットにて終えた。2006年までにFD-04もDana社によって修復されている。
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