F40 LM
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 08:33 UTC 版)
当初1988年にル・マン24時間レースに設立される予定であったGTCクラスに規定に沿って製作された車両。しかしGTCクラス規定が頓挫したことによりIMSA GT選手権へと参戦することになった。 ミケロットにより大幅にチューンされた「F120B」ユニットを搭載し780psを誇った。大型リップスポイラー、ワイド化されたフェンダーと拡大されたドア部のNACAダクト、大型化リアバンパー内に増設したオイルクーラーと吸入ダクト、フロントの冷却アウトレットが特徴。1990年のIMSA参戦より大型の固定式ライトが採用されよく知られるF40 LMの姿になった。 F40 LMは市販版F40を改造して製作されたS/N 79890とS/N 79891の2台とF40のプロトタイプをベースに製作されたS/N 74045(1995年よりパイロットF40としてBPR GTに参戦した車両)の3台を指すことが多い。
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