ER27
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 14:34 UTC 版)
「スバル・EA型エンジン」の記事における「ER27」の解説
ER27は1988年から1991年にかけて製造。EA82をベースに2気筒を追加し6気筒化されたエンジンであるが、技術的には当時のスバルエンジンの粋を集められた物で、EAエンジンとは全く別物のエンジンに仕上がっていた。自然吸気(NA)エンジンのみで展開され、ターボ化は行われなかった。「フラット6」と呼ばれる独特の回転感覚で、今[いつ?]でこそカルト的人気を持つエンジンとなっているが、発売当時は既に他社競合車種はDOHC/ICターボの2.0L 直列4気筒車で200PSオーバー、3.0 LクラスのV6/直列6気筒ターボエンジンに至っては250-280 PSを発揮する時代になっており、馬力数値のみが追い求められた当時の日本市場ではER27の欧米車然とした大排気量NAのゆったりとした感触は受け入れられず、惨憺たる販売不振に陥ってしまった。
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