ER2A6形(ЭР2А6)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 10:22 UTC 版)
「ソ連運輸省ER2形電車」の記事における「ER2A6形(ЭР2А6)」の解説
電車の非電化区間への直通運転を実現させるため、1972年に第596編成から改造された編成。蓄電池が装備されており、電化区間で架線から溜めた電気を用いて非電化区間でも走行する事が可能であったほか、回生ブレーキも装備しているためブレーキ使用時にも充電が可能であった。 1973年から試験運転が行われたものの、装置の複雑さや気動車の増備に伴い試験は中止され、ER2A6形はそのまま放置された後1992年に解体された。ロシア連邦(旧:ソビエト連邦)における本格的なバイモード車両の登場は、2009年に営業運転を開始したDT1形まで待つ事となる。
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