EPIガスとは? わかりやすく解説

ユニバーサルトレーディング

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/25 01:54 UTC 版)

ユニバーサルトレーディング株式会社
UNIVERSAL TRADING Co.,Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本
332-0004
埼玉県川口市領家2-16-26
設立 1974年9月
業種 その他製品
事業内容 燃焼器具の開発・製造販売、アウトドア用品などの輸出入及び販売
代表者 代表取締役 天笠哲勇
資本金 1,000万円
外部リンク http://www.universal-trading.jp/
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ユニバーサルトレーディングUNIVERSAL TRADING Co., Ltd. )は日本の登山用品メーカーである。ブランドとしてEPIガスを持っている。

EPIガス

1961年イギリスストックポートにて、ユーロ・プレジャー・インターナショナル(Euro Pleasure International )の略を取ってEPIのブランドで安全性の高いレジャー用のガスストーブとランタンの生産を開始した[1][2]

1973年、世界に先駆けてカートリッジに直接バーナーなりランタンを取りつけて、カートリッジそのものを基台として使用することを可能にしたセルフシーリングセーフティバルブを発表した[1][2]

1974年にアウトドアの目的に絞ったレジャー用アイテムをラインナップ[1][2]

1975年に小型軽量のバックパッカーストーブを発売、各国の山岳遠征隊や冒険家の賞賛を得てベストセラーとなった[1][2]

1978年にセルフシーリングセーフティバルブ搭載のバックパッカーストーブを発売[2]

1994年から日本国内での製造を開始した[1][2]

EPIガスストーブ製品一覧

APS

アルパインストーブ、分離型。

  • APS1990年発売[2]
  • APSA-II - 368 g[3]、最大出力3,360 kcal/h[3]
  • APSA-III - 425 g[2][4]、最大出力3,360 kcal/h[4][2](230Rカートリッジ使用時[2])、4,000 kcal/h[2](230P+カートリッジ使用時[2])。

BPS

バックパッカー用ストーブ。

  • BPS1978年発売[2]) - ステンレス鋼製のケースはそのまま風防とクッカーになる[2]。200 g[5]、最大出力2,400 kcal/h[5]
  • BPSA-II - 314 g[3]、最大出力3,200 kcal/h[3]
  • BPS-III - 165 g[2]、最大出力3,200 kcal/h[2](230Rカートリッジ使用時[2])、3,700 kcal/h[2](230P+カートリッジ使用時[2])。
  • BPSA-IIIチタン - 240g[4]、最大出力3,200 kcal/h[4]

CSS

コンパクト、軽量、高出力ストーブ。

  • CSS1996年発売[2]) - 154 g[3]、最大出力2,300 kcal/h[2][3]
  • CSSA(1996年発売[2]) - 最大出力2,300 kcal/h[2]
  • REVO-35002003年発売[2]1月[6]) - 本体85 g[4][6]、点火装置12 g[4]。従前のバーナーヘッドは金属板に穴を開けて作っており火力や耐風性を持たせるために穴数を増やすとヘッドの大型化を招いたが、このモデルでは極細特殊金属繊維を使うことで小さいヘッドで極めて多くの火口を持たせ、小型軽量との両立に成功した[6]。2003年のグッドデザイン賞を受賞[2]。最大出力3,500 kcal/h[6](230Rカートリッジ使用時[6]
  • REVO-37002007年[2]発売) - 111g[2]、最大出力3,700 kcal/h[2](230Rカートリッジ使用時[2])4,200 kcal/h[2](230P+カートリッジ使用時[2])。

GSS

キャンプ、防災、多人数用大型ストーブ[2]

  • GSSA - 975g、最大出力5,800 kcal/h[2](230Rカートリッジ使用時[2])、6,500kcal/h[2](230P+カートリッジ使用時[2])。

NEO

中型五徳の大出力ストーブ[2]

  • NEO - 185 g[2]。最大出力4,000 kcal/h[2](230Rカートリッジ使用時[2])、4,500kcal/h[2](230P+カートリッジ使用時[2])。

PSS

  • PSSA-II - 312 g[3]、最大出力3,200 kcal/h[3]

QUO

  • QUO - 98 g[2]。最大出力2,300 kcal/h[2](230Rカートリッジ使用時[2])、2,600kcal/h[2](230P+カートリッジ使用時[2])。

SPLIT

大出力軽量分離型ストーブ[2]

  • SPLIT - 234 g[2]。最大出力3,600 kcal/h[2](230Rカートリッジ使用時[2])4,200 kcal/h[2](230P+カートリッジ使用時[2])。五徳はチタン製で、高さ調整がついて傾斜のある場所でも水平に使える[2]。バーナーヘッドには極細特殊金属繊維を使っている[2]

STR

  • STRA - 93 g[4]、最大出力2,000 kcal/h[4]

EPIガスランタン製品一覧

  • マイクロスーパーランタンオートII - 220 g[7]、100 W相当[7]
  • SBランタンオート - 196 g[8][2]、140 lx[2](約100 W相当[8][2])。
  • MBランタンオート - 265 g[2]、400 lx[2](約200 W相当[2])。

外部リンク

出典

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  1. ^ a b c d e 公式ウェブサイト
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi 2015年4月版ユニバーサルトレーディングのカタログ。
  3. ^ a b c d e f g h 『IBS石井スポーツ1998-1999MOUNTAINEERING AND OUTDOOR EQUIPMENT』p.62-64「バーナー&ストーブ」。
  4. ^ a b c d e f g h 『IBS石井スポーツ2004-2005MOUNTAINEERING AND OUTDOOR EQUIPMENT』pp.56-59「バーナー・ストーブ」。
  5. ^ a b 『アウトドア用品』pp.68-69。
  6. ^ a b c d e 『傑作アウトドアグッズ100』p.071。
  7. ^ a b 『IBS石井スポーツ1998-1999MOUNTAINEERING AND OUTDOOR EQUIPMENT』p.65-67「ランタン&ライト」。
  8. ^ a b 『IBS石井スポーツ2004-2005MOUNTAINEERING AND OUTDOOR EQUIPMENT』pp.60-62「ランタン・ライト」。

参考文献

  • 『アウトドア用品』光文社文庫 ISBN 4-334-70568-5
  • 『ワールドムック488 世界の傑作品05 傑作アウトドアグッズ100』ワールドフォトプレス ISBN 4-8465-2488-4
  • 2015年4月版ユニバーサルトレーディングのカタログ
  • 『IBS石井スポーツ2004-2005MOUNTAINEERING AND OUTDOOR EQUIPMENT』
  • 『IBS石井スポーツ1998-1999MOUNTAINEERING AND OUTDOOR EQUIPMENT』

EPIガス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/25 01:54 UTC 版)

ユニバーサルトレーディング」の記事における「EPIガス」の解説

1961年イギリスストックポートにて、ユーロ・プレジャー・インターナショナル(Euro Pleasure International )の略を取ってEPIブランド安全性の高いレジャー用ガスストーブランタン生産開始した1973年世界先駆けてカートリッジ直接バーナーなりランタン取りつけて、カートリッジそのものを基台として使用することを可能にしたセルフシーリングセーフティバルブを発表した1974年アウトドア目的絞ったレジャー用アイテムラインナップ1975年小型軽量のバックパッカーストーブを発売各国山岳遠征隊や冒険家賞賛得てベストセラーとなった1978年にセルフシーリングセーフティバルブ搭載のバックパッカーストーブを発売1994年から日本国内での製造開始した

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