EOS Kiss デジタル(初代)
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「キヤノン EOS Kiss デジタル」の記事における「EOS Kiss デジタル(初代)」の解説
ウィキメディア・コモンズには、キヤノン EOS Kiss デジタル/EOS 300Dに関連するカテゴリがあります。 2003年9月20日発売。一眼レフカメラのユーザー層を広げたEOS Kissシリーズのデジタル版として登場、上位機種EOS 10Dと同等の画素数の撮影素子を搭載しながら、ボディ単体での実売価格が12万円前後(レンズキットは14万円前後)という低価格を実現させ、普及型デジタル一眼レフカメラの先駆けとして注目された。ライバルメーカーへの影響は大きく、後に登場するニコン D70は正式発表前に「開発発表」として早々と公表されるなど異例の対応が取られた。当初はシルバーボディのみであったが、2004年4月24日にブラックボディが追加発売された。アメリカでの名称はEOS DIGITAL REBEL、ヨーロッパ、アジア、オセアニアでの名称はEOS 300Dである。なお、専用レンズ(EF-S18-55mm F3.5-5.6 USM。EOS 20Dなど、当機種以降のAPS-Cサイズセンサー採用機種でも使用可能)が開発されており、このレンズとのセット販売もされた。2004年にはカメラ記者クラブ特別賞を受賞している(グランプリはD70)。
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