ED211の車体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/15 13:05 UTC 版)
「遠州鉄道ED21形電気機関車」の記事における「ED211の車体」の解説
第二次世界大戦前から日本各地の私鉄へ小型凸型電気機関車を納入してきた日本鉄道自動車→日本鉄道自動車工業が製造した末期の製品であり、全溶接構造となるなど戦前のそれとは若干異なった設計となっている。ただし、乗務員扉を車体側面に設け、台枠側面を露出させるなどその基本的な構成は戦前期のそれと同様である。 本車は全長8,390 mm、全幅2,400 mm、全高4,011 mm、と全幅が製造当時の西鹿島線電車と比較しても明らかに狭く、1950年にメーカーである日本鉄道自動車工業が北九州市交通局へ納入したED-101や、東洋紡績へ納入したデキ110形(後の遠州鉄道ED213)と全長・全幅が一致しており、台枠寸法が一種の規格設計であったことが見て取れる。自重は25.5 tである。
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