DCCの流れとは? わかりやすく解説

DCCの流れ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/03 02:18 UTC 版)

ダイナミック・カレンシー・コンバージョン」の記事における「DCCの流れ」の解説

例として、日本クレジットカード加盟店米国発行のカードを持つ顧客代金支払場合想定する。以下のような流れDCCサービス実現される店頭クレジットカード決済端末によって、顧客自国通貨特定するための情報カードから読み取る。その通貨外貨米ドル)の場合、以下のDCCの流れに入る。(加盟店現地通貨と同じ(つまり日本円の)場合従来同様の決済実施される。) DCCプロバイダ呼ばれる業者オンライン動的(dynamic)に問い合わせその時点の日本円米ドル適用為替レート等の情報取得するクレジットカード決済端末ディスプレイレシート等に、元々の日本円での金額と、その場換算した米ドルでの金額表示される適用レートDCCの手料率合わせて表示される)。顧客はそれを見て日本円建てで支払うか、米ドル建てで支払うかを選択する米ドル選択した場合表示され米ドル建ての金額オーソリゼーション実施し顧客にとっては自国通貨米ドル)建ての金額での支払い確定する。(日本円選択した場合従来同様の決済実施される。) 上記によるDCC取引直後急激な円高ドル安となった場合アクワイアラ後日加盟店との精算の際に損失を被ることとなる。加盟店との精算従来同様に元々の日本円での金額実施するからである。(そのため、DCCサービス利用しない通常の決済比べてDCC通貨換算にかかる手数料高く設定される場合が多い。) 日本発行カードを持つ日本人DCCサービス対応している海外加盟店代金支払場合も同様で、現地通貨建ての金額その場換算した円建て金額いずれか選択する。そして、DCC取引直後急激な円安となるリスクアクワイアラが負うことになる。

※この「DCCの流れ」の解説は、「ダイナミック・カレンシー・コンバージョン」の解説の一部です。
「DCCの流れ」を含む「ダイナミック・カレンシー・コンバージョン」の記事については、「ダイナミック・カレンシー・コンバージョン」の概要を参照ください。

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