DCCによる収益
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/03 02:18 UTC 版)
「ダイナミック・カレンシー・コンバージョン」の記事における「DCCによる収益」の解説
クレジットカード業界の収益の観点からDCCを見ると、通貨換算の手数料収入が、カード発行会社(イシュア)あるいは国際ブランド(Visa、MasterCard)から、DCCプロバイダやアクワイアラ(加盟店へのリベートが設定されている場合は加盟店も含む)へ移転することになる。このため以前はDCCサービス導入を阻止する動きもあったものの、現在ではブランドによる一定のレギュレーションの下で認められている。 一方で、顧客によるDCCについての理解、あるいは加盟店による顧客への説明が十分でないまま、DCCサービス(自国通貨建ての支払い)が選択されている場合もあり、割高な手数料による顧客の不利益を招いているという指摘もある。
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