DABOとのビーフ
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「漢 (ラッパー)」の記事における「DABOとのビーフ」の解説
自伝『ヒップホップ・ドリーム』でDABOとのビーフについて詳細に書かれており、DABOを敵対視するに至った理由は「リアルでない」という事が主な理由であり、その例として2002年にDABOが発表したシングル「恋はオートマ」のミュージック・ビデオではDABOが車を運転している演出があるが、別のインタビューによるとDABOは車の免許を持っていないと述べていた事を知ったという事や、同年にDABOが発表したアルバム『HITMAN』のジャケットではDABOが銃を構えているものとなっており、これについて漢は「銃を構えることがどういう意味を持つか考えてほしい」と述べ、これらのDABOの行為に対し「日本のヒップホップのリアルとは何か?」というデリケートな問題として捉えビーフに発展させる。ディスの応酬を収録した楽曲は以下の通り。 発売日アーティスト楽曲名収録作品2002年6月10日 MS Cru 幻影 『帝都崩壊』 2002年9月25日 DABO WANNABEES CUP 2002 『HITMAN』 2003年2月25日 MSC Freeky 風紀委員 『MATADOR』 2003年9月26日 キエるマキュウ 4 BIG SHIT feat.DABO, YOUTH 『THE PEEP SHOW (SUPER FREAK)』 2003年12月24日 DABO おそうしき feat. 般若 『DIAMOND』 2005年1月26日 漢 Take Candy From A Baby 『導 〜みちしるべ〜』 なお、2004年7月にShibuya O-EASTで開催された妄走族のMASARU主催のイベントでDABOと初めて直接対面することとなる。初めに、会場へ向かう道中でDABOが通りすがるのを車内から発見し、「いまのDABOじゃないか!」と叫ぶもDABOはそのまま過ぎ去る。続いて、MSCのメンバーと共に会場の控室で待機していると、挨拶回りをしていたDABOが控室に来る。ここで初めて顔を合わせるも、DABOはドアをそっと閉めて去る。 その後イベントではDABOのライブが行われ、漢をディスした曲「おそうしき feat. 般若」を披露する。その途中に漢がステージに乱入し、DABOにフリースタイルを仕掛けるも、DABOは自身の持ち曲で返したためバトルらしいバトルにはならなかった。その後、2005年1月に総括的なディス曲「Take Candy From A Baby」を発表。すると、般若から仲裁が入りDABOと電話で会話する事となり和解に至る。 後にDABOはTwitterで漢について、2012年7月に「初めての体験をさせてくれたかけがいのないマイメン」、「初めてのビーフがあいつでよかった」、2013年には「リスペクト漢!いぇいいぇい♪」等とツイートしており、好意的なアピールをしている。
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