Cryptosporidiosisとは? わかりやすく解説

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クリプトスポリジウム症

Cryptosporidiosis

総論原虫の一種であるクリプトスポリジウム(Cryptosporidium pavum)が起こす小腸炎。人畜共通感染症糞便感染だが汚染水集団発生することがある免疫能が正常な人では自然に回復するが、エイズでは治りにくい。  

症状激し下痢腹痛発熱体重減少。 

【診断】診断は下痢便から抗酸菌染色でみつけること。内視鏡生検して抗酸菌染色をするのもよい。  

【治療】確立されていないパロモマイシン(アミノサイジン)500-750mgを1日3回10日間。アジスロマイシン1200mgを3回翌日から1回。ニトラゾキサニドは「熱帯病寄生虫症対す稀少疾病治療薬」班(国立感染症研究所木村幹男)から入手。抗HIV療法免疫能を回復させるのが最も良い。 

予後抗HIV薬無効な時代平均2~4ケ月であった。  

文献NEJM 1996;334:1178, AmJMed 1996;100:370

《参照》 下痢日和見感染症




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