通貨スワップ協定
別名:スワップ協定、通貨交換協定
英語:Central bank liquidity swap
自国の通貨危機の際に、債券などを担保として差し出す代わりに、相手国の通貨、あるいは、米ドルなどの外貨を融通してもらう協定のこと。
2011年10月現在、日本と韓国との間における「通貨スワップ協定」では、融通額の上限は30億ドルとされる。
2011年10月19日に開催された日韓首脳会議において、野田佳彦・首相と李明博・大統領との間で「通貨スワップ協定」の見直しが話し合われたとされる。話し合いでは、融通額の上限を30億ドルから300億ドルへ拡大することで合意したとされる。また、米ドルなどの外貨の融通額についても上限を130億ドルから700億ドルへ拡大することで合意したとされる。
通貨スワップ協定
(Central bank liquidity swap から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/19 05:21 UTC 版)
通貨スワップ協定(つうかスワップきょうてい)とは、各国の中央銀行が互いに協定を結び、自国の通貨危機の際、自国通貨の預入や債券の担保等と引き換えに一定のレートで協定相手国の通貨を融通しあうことを定める協定のこと。中央銀行間の協定であり国家間条約ではない。通貨スワップ取極(-とりきめ)、スワップ協定、通貨交換協定とも呼ばれる。
外国為替 |
---|
歴史的協定 |
関連項目 |
- ^ 東京三菱レビュー2001.5.24[1]
- ^ 当初は20%、2014年改訂により30%。“経済危機時の外貨融通 資金枠が倍増=韓中日ASEAN”. 朝鮮日報. (2014年7月17日)
- ^ 日本銀行 ニューヨーク連邦準備銀行との間の為替スワップ取極要綱
- ^ 日本銀行 欧州中央銀行との間の為替スワップ取極要綱
- ^ 日本銀行 イングランド銀行との間の為替スワップ取極要綱
- ^ 日本銀行 スイス国立銀行との間の為替スワップ取極要綱
- ^ 日本銀行 カナダ銀行との間の為替スワップ取極要綱
- ^ 日本銀行 オーストラリア準備銀行との為替スワップ取極締結について
- ^ 豪州準備銀行との為替スワップ取極の延長について
- ^ 豪州準備銀行との為替スワップ取極の延長について
- 1 通貨スワップ協定とは
- 2 通貨スワップ協定の概要
- 3 関連項目
「Central bank liquidity swap」の例文・使い方・用例・文例
- Central bank liquidity swapのページへのリンク