C199
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 14:33 UTC 版)
「メルセデス・ベンツ・SLRマクラーレン」の記事における「C199」の解説
2003年のフランクフルトショーで登場し、2004年10月から日本でも発売が開始された。その当時の価格は5,775万円。 エンジンはAMGがこの車のためだけに開発したスーパーチャージャー付きの5.4L V8で、626PSを発生、0-100km/h加速は3.8秒である。これは、フロントエンジンながら、ランボルギーニ・ムルシエラゴやポルシェ・カレラGTに匹敵する値である。 一方で、トランスミッションは、競合車種がMTやセミATであるのに対して、SLRマクラーレンはメルセデス・ベンツの他の車種にも搭載されているトルクコンバーター式5速ATを採用している。これは競合車種よりもイージードライブが可能であることを表し、普段からSクラス向けなどで大トルクに対応するATを開発しているメルセデス・ベンツならではの特徴ともいえる。 ボディはカーボンコンポジットを主体としたモノコックであり、軽量化と高剛性に貢献している。 また、エアブレーキ機能を採用しており、120km/h以上からのブレーキング時にリアウイングを跳ね上げることで、空気抵抗とダウンフォースを高め、車両の安定性とブレーキ性能を向上させている。 2007年5月SLRロードスターが登場、8月に受注が開始され、9月には生産が開始された。左ハンドル車のみの設計であった。また、日本ではマイバッハ同様、各ディーラーではなくメルセデス・ベンツ日本が顧客に直接販売していた。
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