とかげ座BL
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/24 05:33 UTC 版)
座標: 22h 02m 43.3s, +42° 16′ 40″
とかげ座BL BL Lacertae |
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星座 | とかげ座 | |
見かけの等級 (mv) | var. ~14 to ~17 | |
分類 | とかげ座BL型天体 | |
位置 元期:J2000 |
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赤経 (RA, α) | 22h 02m 43.3s | |
赤緯 (Dec, δ) | +42° 16′ 40″ | |
赤方偏移 | 0.07 | |
距離 | 0.9 Gly (0.276 Gpc) | |
他のカタログでの名称 | ||
BL Lac, OY+401, VR 42.22.01 | ||
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とかげ座BL (BL Lacertae, BL Lac) は、大きな光度変化を示す活動銀河核 (AGN) である。クーノ・ホフマイスターにより1929年に発見されたが[1]、当初は銀河系内の不規則型の変光星であると考えられていたため、変光星の命名規則に沿った名前が付けられている。1968年、この天体はデービッド・ダンラップ天文台で観測を行ったジョン・シュミットにより、光度変化の大きな電波源として同定された。また暗いながらもこの天体を取り巻く母銀河も発見された[2]。1974年、Oke とジェームズ・E・ガンはこの天体の赤方偏移を測定し、後退速度 21,000 km/s、z=0.07 という値を導出した[3]。
とかげ座BLは「とかげ座BL型天体」(BL Lac 天体)と呼ばれるブレーザーの代表的な天体である。この天体の可視光スペクトルには、クエーサーに特徴的な幅の広い輝線が存在しない。しかし稀に弱い輝線が存在することもある。
とかげ座BLの実視等級は、比較的短期間のうちに14等から17等まで変動する。天球上での座標は赤経 22h 02m 43.3s、赤緯 +42° 16′ 40″である。
脚注
- ^ Hoffmeister, Cuno (1929), “354 neue Vera"nderliche”, Astronomische Nachrichten 236: 233, doi:10.1002/asna.19292361502
- ^ Schmitt, John L. (May 1968), “BL Lac identified as a Radio Source”, Nature 218: 663, doi:10.1038/218663a0
- ^ Oke, J. B.; Gunn, J. E. (1974), “The Distance of BL Lacertae”, Astrophysical Journal Letters 189: 5, doi:10.1086/181450
外部リンク
「BL Lacertae」の例文・使い方・用例・文例
- BLマークの付いた部品は品質、性能、アフターサービスなどに優れているから安心だ。
- 昔のフランス語のMARBREは異化作用により英語のMARBLEとなった
- バスケットボール日本リーグ機構(JBL)に属する,地域を基盤とした2チームである新潟アルビレックスとさいたまブロンコスは,JBLからの脱退を宣言した。
- JBLのチームのほとんどが企業によって所有されているのに対し, 新しいbjリーグのチームは地域社会に基盤を置く予定だ。
- 式典の途中で,「IMPOSSIBLE(不可能)」と読める巨大な電飾の文字が競技場の天井からつるされた。
- 彼はこのネオンサインを「I’M POSSIBLE(私はできる)」と読めるように変えた。
- この新リーグは,ナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL)とbjリーグという2つのリーグを統合して設立された。
- NBLの昨季最多勝利チームであるアルバルク東京対昨季のbjリーグ優勝チームである琉(りゅう)球(きゅう)ゴールデンキングスの開幕戦が,東京の国立代(よ)々(よ)木(ぎ)競技場で行われた。
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