BBCのインタビューに対して
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 06:16 UTC 版)
「生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え」の記事における「BBCのインタビューに対して」の解説
『銀河ヒッチハイク・ガイド』の二十周年を記念したBBCのラジオ4のインタビューで、作者のダグラス・アダムスがなぜ42を選んだのかを解説している。インタビューでアダムスは次のような趣旨のことを答えている。 「モンティ・パイソン」の一人ジョン・クリースと仕事した事がある。そのときジョンは延々計算したあげくにやっと答えを出す「ダメな窓口係」のジョークをやっていた。ジョンはその答えが「全く意味の無い平凡な数字」でないと面白くないと言い出し、結局答えは「42」になった。究極の答えが3や7といった意味ありげな数字だと面白くないので、「全く意味の無い平凡な数字」を選ぼうとしているときにこの件を思いだし、これはうってつけだと思って「42」にした。 このインタビューは、その要約が河出書房版『銀河ヒッチハイク・ガイド』のあとがきに再録されている。また『銀河ヒッチハイク・ガイド』のCD(テレビ番組のDVDではなく、ラジオ番組を録音したCD-ROM8枚組のセットのほう)に収録されている。 ただし、アダムス自身が「記憶があいまいで、ほんとうにそうだったかは分からない」とも言っている。
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