B型デバイス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/07/27 15:59 UTC 版)
「バイオニューラルデバイス」の記事における「B型デバイス」の解説
人間の脳を生体コンピューターとする研究は紛争以前より各国で行われており、当初は培養脳、次いで胎児の脳を記憶装置として使用することを模索していた。後に訓練した兵士の脳をデバイスとすることによって、生前の兵士の経験をそのままWAPの制御に生かそうという発想のもとB型デバイスの開発が開始される。 ただし、B型デバイスは高い性能を示す一方、製造に熟練兵士を犠牲にせねばならず、また動作が不安定で最悪の場合暴走という欠陥を抱えていた。よって、実戦テストの場と多くの被献体が求められ、それに応えて起こされたのが第2次ハフマン紛争である。両軍共に多数の将兵を失ったこの戦争の陰では相当数の兵士が人知れず消えていった。
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