98形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/26 18:35 UTC 版)
1955年6月、51と78は電装解除され、電装機器と台車は500形に転用、台車を1形のブリル27E-1台車に換装して制御車化され、300形Mcと組んでMc-Tc(308-78と51-309)の2両編成で使用された。しかし制御車化されていた期間は短く、1956年7月には1形7・8からの電装機器を整備の上取り付けて電動車に復帰し、同時に90形に編入、98・99に改番し、51形は形式消滅となった。 98形になってからは2両編成で伊丹線と甲陽線で使用されていたが、1959年の踏切事故で損傷した。復旧は見送られ、1960年に廃車された。なお98は、1959年10月に詰所代用として神戸駅(のちの三宮駅)に留置され、51形としては唯一神戸駅に乗り入れた車両となった。
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