4.7cm Pak(t) auf PzKpfw 35R(f)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 03:16 UTC 版)
「ルノー R35」の記事における「4.7cm Pak(t) auf PzKpfw 35R(f)」の解説
I号対戦車自走砲の生産終了に伴い、これに代わる車両として、R35ベースの同種車両の開発命令が1940年12月末に出された。アルケット社の設計により、1941年5月から10月にかけ、計200輌が改装された。これは、その後ドイツ軍で多用された戦車車台利用の対戦車自走砲としては、I号対戦車自走砲に続く2番目のものだった。搭載砲はI号対戦車自走砲と同じチェコ製4.7cm対戦車砲だが、新設された上部戦闘室は上面を除いて四周が防御されており、I号対戦車自走砲よりも防御力は向上していた。2線級の対戦車大隊で使用され、1942年、一部が重砲牽引車に再改装されたが、1944年になってもまだ110輌がフランス駐留の部隊で使用されており、ノルマンディーの戦いでも、非力ながら連合軍を迎え撃つために使われている。
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