3M Data Cartridge (DC)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/09 08:11 UTC 版)
「Quarter Inch Cartridge」の記事における「3M Data Cartridge (DC)」の解説
初期のQICテープドライブは内部の2つのリールがベルトでドライブされるデータカートリッジ (DC) である。大きさは5.875x3.875インチで金属の土台をもつ。ベルトは一部露出しているプーリー (滑車) でドライブされ、リールの軸は外部に出ていない。テープにテンションを掛けることなく一定速度で送ることができる。3Mにより1972年に開発され、その後さまざまな形式の QIC DCが開発された。 QIC-11: 4トラック、容量20MB (DC300XLカートリッジ、長さ450ft) QIC-24: 9トラック、容量45MBまたは60MB (DC600Aカートリッジ、長さ450ftないしは600ft) QIC-120: 15トラック、容量125MB (DC6150カートリッジ) QIC-150: 18トラック、容量150MB (DC6150カートリッジ) QIC-525: 26トラック、容量525MB (DC6525カートリッジ、長さ1000ft) QIC-1350: 30トラック、容量1.35GB (DC9135カートリッジ) 他のQIC DCの規格としてはQIC-02やQIC-36というドライブ接続用のインターフェイス標準があったが、後にQIC DCではSCSIが標準として使われるようになった。
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