30000系と他系列編成との連結位置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 22:10 UTC 版)
「近鉄30000系電車」の記事における「30000系と他系列編成との連結位置」の解説
本系列は両先頭車が共に電動車であり、それぞれの車両がパンタグラフを2基ずつ搭載していたことから、他系列編成と連結する際は、原則的に他系列が本系列の難波寄りに連結され、運転台側にパンタグラフを搭載する車両同士が隣接しないように運用されていた(18200系はパンタ搭載位置が異なるため伊勢寄りに連結された。12410系は難波、伊勢寄りのどちらにも連結可)。つまり、モ30200形と他系列が連結されることになるが、これは運転台側にパンタグラフのある電動車同士が連結されるとパンタグラフが極端な隣接配置となり、押し上げ力過剰で架線に悪影響を及ぼす危険性があったことへの対策であった。 大阪線系統 30000系+18400系の編成表 ← 近鉄難波・京都 鳥羽・賢島・近鉄奈良 → 号車12 3456形式モ18400 ク18500 - モ30200 サ30100 サ30150 モ30250 名古屋線系統 30000系+12200系の編成表 ← 近鉄名古屋 鳥羽・賢島 → 号車1234 56形式モ30250 サ30150 サ30100 モ30200 - ク12300 モ12200 号車番号は現在と異なり、大阪・京都・名古屋側が1号車となるように設定されていた。 名阪特急に充当される場合は大阪側がモ30200形、名古屋側がモ30250形となるため、大阪側に他系列が連結される。
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