3冊のことばの本
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月刊『言語』(大修館書店刊行)が、1977年5月号で当時の著名な言語学者に「かつて最も印象深く読まれた言語学及び言語論の図書を三点挙げていただき、簡単な感想をつけて」もらう特集を組んだ。泉井はそれに、以下の3点を挙げている。(なお感想も省略して付記する) フンボルト『全著作集』「全集を読む必要がある。」 ソシュール『印欧諸語における原初の母音体系についての覚え書』「私の学生時代に最大の刺激になったもの。」 メイエ『印欧語比較研究入門』「私はこの書物を読みつぶして今三回目の購入本を使用している。」 なお、泉井は最後のメイエ『印欧語比較研究入門』を臨終の直前まで手放さず、4回目の購入本を使用していたという。(下宮忠雄『言語学I 英語学文献解題第1巻』研究社、p.180)
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